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<終>最後の旅 その3(世田谷・目黒の2寺) [江戸三十三観音]

前日に青物横丁から学芸大学まで
決死の覚悟で自転車をとばしたおかげで、
2日目最終日は少し余裕をもってスタートできました。

電車で学芸大学まで向かい、
駐輪場に預けておいた自転車に乗って
第三十二番の「観音寺(かんのんじ)」へ
向かいました。
学芸大学と三軒茶屋のちょうどあいだにあり、
学芸大学附属高校の隣にあります。

住宅地の中に建つお寺で、
境内は自然が多く、建物も立派です。
表には仁王門があり、
不動堂や本堂、特攻観音を祀るお堂などがあります。

特に不動堂には重要文化財の
不動明王と八大童子像がいらっしゃるようです。
後で調べたところ、私の持っている本にも図版が載っていました。
サイズや色は分かりませんが(小さめ??)、
なかなか装飾的で童子が揃っているのも珍しい!
康円の作だそうで、
ぜひお目にかかってみたいです。

本堂の扉の上には木造の龍の彫刻があり
なんだか威圧感というか、激しい印象を受けます。
お経を上げ、近づいてみると、
中に入ってもよいと書かれていました。

中には若いお坊さんが本を読んでいて
「どうぞ近づいてご覧になってください」
と言ってくださいました。
今回の観音巡りで
内陣まで入れていただいたのは初めてのような気がします。
ご本尊の聖観音さんは
確か室町だったか戦国時代だったかの作で
(↑参拝してから2週間近く経つのであいまい…)
観音さんなのに刀印を結んでいるという
珍しい方でした。
攻撃的な意味があるそうですが、
お顔は穏やかというか、親しみやすい感じで
そんな印象は受けません。

周りにも様々な仏さんが並んでおられ、
脇侍のような形で
日光&月光菩薩が立っていらっしゃいます。
南北朝時代の作で、なかなか色気のあるお顔立ちです。
本来ならば薬師如来の脇侍ですから、
もともとは違うところにいらっしゃった方なのでしょう。
他にはマリア観音や大黒像などがありました。

古い時代の仏像が多いので、
さぞ歴史あるお寺なのだろうと思って
お寺の方に伺ったところ、
意外にも昭和の創建だそうです。
それにしてもこれだけの仏さんを
お祀りされているのはすごいです。
何かの縁があって皆さんこちらにいらっしゃったのでしょうね。
とても興味深いお寺でした。

110731.jpg

世田谷観音を出て、目黒通り沿いに行き、
満願を目指し最後のお寺、
第三十三番の「瀧泉寺(りゅうせんじ)」へ向かいます。
瀧泉寺は目黒不動のことで、
ご本尊のお不動さんが有名ですね。

私の友達が不動前に住んでいて
彼女と一緒に3年前に訪れたことがあります。
前回は本堂しかお参りしませんでしたが、
今回は入って右側にある観音堂が目的です。

本堂もそうですが、観音堂も新しくきれいです。
扉が少し開いており、
隙間からのぞくと聖観音さんがいらっしゃいました。
そして両脇に千手観音と十一面観音も控えています。
どの像も新しい印象を受けました。
こちらの観音さんについては
特に由来が分かりませんでした。
なぜ江戸三十三観音の最後を飾るのか、
それなりの歴史があるのだろうかと思うのですが、
分からず終いです。
第一番の浅草寺は
日本に仏教が入ってきたころの観音さんだというので
かなり納得がいきます。
目黒不動は円仁が開山し
これもまた歴史の深さを感じます。
恐らく浅草寺に負けないくらいに
大変信仰されていたのだと思います。
そのお寺の観音様だから尊い!ということなのでしょうか?
そうとしか考えにくいのですが…

いろいろ思いはありますが、
歴史云々よりも観音であること自体が
本来尊いことなので、
(どうしても歴史や仏像の表現に意識がいきがちなので…)
しっかりと手を合わせ、観音さんと縁を結びました。

寺務所で御朱印をいただき
満願証はあるのですか?と尋ねたら
御朱印に結願成就のハンコが押されているのが満願の証ということでした。

早いような長いような…
大変だったような楽しかったような…
1年3ヶ月の江戸三十三観音巡礼の旅は終りを迎えました。
もちろん何度まわってもいいものなので
もしかしたら…ということもありますが。
東京のお寺を見て、さまざまな発見ができました。
気に入ったお寺もいくつかあります。
東京の土地勘がないとか、
体力がないとか言いつつ
最後までやり遂げたことで自分に自信もつきました。

今後もこのような探究心やチャレンジ精神を持って
東京・関東のお寺を巡っていきたいと思います!

とりあえず、
やったぁーーー!!!
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